ウチナーの水産業

ウチナーの水産業

ヒトエグサの養殖
ヒトエグサ(アーサ)の養殖は秋口から冬にかけて、沿岸の浅い岩板上に緑のジュータンを敷き詰めたように着生し昔からあーさ汁として親しまれてきた海藻です。
今では養殖ができるようになり年間80トン生産されています。養殖は、ノリ網(網目30cm、幅1.35m、長さ18m)を使用して、9月下旬〜10月にかけて、天然採苗を行い1月〜4月にかけて収穫されます。

●種付け時期:9月〜10月
●収穫時期:1月〜4月

オキナワモズクの養殖
オキナワモズクは、方言で「スヌイ」と呼ばれ、3月から6月頃の春さきに収穫されます。最近養殖がさかんになり、その生産も毎年増え、昭和56年度には、5,000トンも生産されました。57年度から生産調整(各漁協割当生産)が取られています。養殖は、夏の間に種保存し10月ごろ網に種付けし、海中で成長させ収穫します。モズクは「カルシウム」や「ヨウド分」が豊富に含まれているので成長期の子供たちの健康増進にうってつけの食品です。

●種付け時期:10月〜2月
●収穫時期:3月〜6月

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